ハロプロの新体制を批評する 【アンジュルム編】
ハロプロ新体制
ハロ!ステ号外 ~ハロー!プロジェクト2017新体制決定スペシャル~
昨日の発表から一日が経ち、僕自身もだいぶ冷静になってきました。
一日経って“昨日の発表”を振り返ると、そこまで悪くないかな、と。
改めて“新メンバー”を書いてみますと
モーニング娘。’17に森戸知沙希
アンジュルムに船木結、川村文乃
Juice=Juiceに段原瑠々、梁川奈々美
新グループのリーダーに一岡伶奈
ということになりました。
このメンバーを見て今回の移籍・昇格の一番の目的は
アンジュルムの強化
ということに尽きるのではないでしょうか。
超即戦力の2人の加入。
アンジュルムをモーニング娘。’17に対抗し得る、ハロプロ第二の柱にしたい。
そんな意図をひしひしと感じる人選です。
まずはパフォーマンス面。
これは船木・川村とも文句なしですね。
歌もダンスも魅せ方も、この2人ほどのレベルにあるメンバーはハロプロでもなかなかいないと思います。
次にバラエティー面。
案外大きな理由かなと思います、この2人を選んだ。
アンジュルムのメンバーにはバラエティー適性の高い子が多いとは思うんです。
元気だしやる気もあるし思い切りもある。
しかし、どうしても“バカ騒ぎ”的な傾向が強いのは否めない。
内輪の笑いが多いんですよね。
DVDマガジンなどでは良いのですが、番組出演となるとそこがウィークポイントにもなり得る。
そこに、嗣永塾で学んだ船木結と、ロコドルとして番組経験も豊富な川村文乃が加われば、
グループとしての魅せ方も一段上のレベルになると思います。
まぁ、今いるメンバーが船木・川村から学ぶという姿勢を持てばの話ですが。。
最後に“地域性”。
モーニング娘。’17とアンジュルムの一番の違いは地域性だと思うんです。
娘。の方は、結成当初から地方出身のメンバーがいてその後のメンバー加入でも絶えず地方出身のメンバーが入っています。
対してアンジュルム(スマイレージ)は、オリジナルメンバーは全員関東出身でスタートしました。
その後の加入メンバーも関東出身が多く、
現在のメンバーも中西香菜(関西)、佐々木莉佳子(東北)、上國料萌絵(九州)の3人。
娘。に比べれば、多いとは言えません。
そこに、船木結(関西)と、川村文乃(四国)の加入。
これにより、地域性の面でも娘。に対抗し得る存在となりました。
以上のような点が事務所の意図でしょうか?
意図としては充分理解が出来ますが、効果的なのかは少々疑問が残ります。
まず船木ですが、背の低いオールラウンダータイプってアンジュルムにはもうそろっているんですよね。
竹内朱莉、室田瑞希、上國料萌絵がそうです。
そこに船木を足したところで、埋もれはしないか。
別のグループだったほうが船木にとっても、上記の3人にとっても良かったのではないか。
それが他のグループにとっても効果的な加入になったのではないか。
戦力アップを考えるあまり、グループのバランスがおろそかにはなっていないか、どうか。
川村については、待遇が難しいですね。
昨日の和田彩花のブログにも書いていましたが、
船木は研修生でもハロプロ正規メンとしても、笠原の先輩。上國料とは同期待遇です。
対して川村は完全な新メンバーで、研修生でも笠原の後輩。
船木と川村は研修生でもハロプロ正規メンでも船木が先輩川村が後輩。
仮に船木・川村を同期とするならば、その2人と上國料・笠原との関係はどうなるのか?
ややこしく絡んでいる上下関係をどうするのか。
この辺は見ものですね。
以上多少の懸念はありますが、アンジュルムにとっては良い補強でしたね。
なにより事務所のアンジュルムに力を入れていくという姿勢は感じましたし、
これからの活動が楽しみです。
モーニング娘。’17、Juice=Juice、一岡新グループについての考察は、また次回以降にします。
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