梁川奈々美のテレビ出演が減った理由はあるのか?


数日前に狼(5ch)に梁川奈々美がテレビに出れていない、というようなスレが立っていました。

特に準レギュラーの『テストの花道 ニューベンゼミ』には2017年の10月23日以降約4カ月間出演が無いようです。

船木結は定期的に出演しているのに梁川が出れなくなってしまった理由は何か?

今回はそれを考えてみたいと思います。



出演が絶えている理由について、
髪型の変化やスケジュールの問題ではないかという見方もあるみたいですが、個人的にはそれは大した問題ではないと思います。


船木に対し梁川の番組出演が少ない理由について。


理由のひとつには、付いている“箔”の違いはあるかもしれません。

船木は現役のおはガールで、サブ扱いとは言えピザーラのCMに出演しています。

番組として船木か梁川かを選択する場合、
より知名度や影響力があると思われる船木の方を選択しているのではないか、という可能性です。



しかしやはり船木と梁川の出演頻度に差が出ている最も大きな理由はバラエティーでの能力の差だと思います。

特に、コメント力ですね。


ニューベンゼミのような“テレビ”でのコメントと、
コンサートのMC、DVDマガジン、レギュラーラジオなどの“内輪仕事”でのコメントの最も大きな違いは、

コメントがカットされるかどうか、です。



“内輪の仕事”では、

30秒喋ったら30秒使われます。ほとんどの場合。

ただ、“テレビ”ではそうはいきません。

一人で30秒も喋ったら、 そのコメントはまずカットされます





ニューベンゼミはバラエティーテイストとは言え教養番組なので、番組の内容はVTRや講師による授業が中心です。

そのためスタジオの出演者がコメントをする機会は限られています。

そして当然コメントにも優先順位があって、

ニューベンゼミの場合は、

1、城島茂
2、ゲスト
3、固定レギュラーの岡田結実
4、生徒役の準レギュラー


という感じでしょう。

船木も梁川も上記では4、になります。

優先順位の低い中で番組で“使ってもらう”にはよほど効果的なコメントで、なおかつ“短い”ことが求められます。

どんなに優秀なコメントでも、長ければ当然カットされます。


船木と梁川を比べてみますと、
船木はコメントを取捨選択し、必要に応じて削る能力に長けています。

ラジオなどを聞いていても、
船木が任されるのはトップバッターやおおとりが多いのですが、
トップの時はコンパクトにコメントをまとめ、とりの時はしっかりと時間調整をしている印象があります。

嗣永桃子も船木については“トークにオチをつけることができる”ということを高く評価していました。
話にオチを作れるということは、オチから逆算してトークを組み立てることが出来るということです。



対して梁川はコメントを足す能力には長けていますが、削る能力は劣る印象です。
前の人の言った内容に付け足したり、あるいは前のコメントを受けてその逆をいったりするようなコメントが多いですが、その分梁川個人のコメント時間が長くなる傾向が強いように感じます。




ニューベンゼミで求められるのは“コンパクトで有効なコメント”ですから、この点では船木に一日の長があるでしょう。

もし梁川がバラエティーで活躍したいと思うのならばこのコメント力の向上が大きな課題となるでしょう。




次回はコメント力以外の点についても書きたいと思います。