ハロプロの“信用”問題 ②
狼(2ch)で祭りになっていた件について。
恒例の、“金曜22時のお知らせ” もなく、
週末のコンサートも予定通り行ったことから、“動かない”と決めたようですね。
個人的にはこれでいいと思います。
というより、これより仕方がなかったと思います。
前回の記事で書いた、今までの“スキャンダル”とは質の異なる点は、
今回のリークには、“悪意”を感じる点です。
過去のハロプロにもスキャンダルはありましたが、それは“スクープ”であったり、
仮にリークと思われるようなものであっても、ある程度時間の経ってからのものでした。
現役のメンバーに影響のあるような“最新”のリークというものはあまり記憶にありません。
悪意は感情の発露であり、目的も目標(ゴール)もありません。
また悪意は客観的な表現であって、主観的には“正義”と思ってる場合すらあります。
それゆえに説得も常識も通じません。
それは、今年あった某芸能人夫婦の“離婚騒動”からも、わかるでしょう。
悪意に対処するには、“乱闘”になることを避け、
相手の“感情”が冷めるのを待つしかないのかもしれません。
言うべき“事実”、守るべき“一線”を確認し、悪意に屈しないことです。
悪意が去るのは、その感情が冷めるか、
悪意を持つ相手が“退場”するかです。
今回の悪意の対象が、メンバー1人のみに限られているのならば、
そのメンバーが辞めればそれで終わりです。
しかし悪意の対象がもっと広い範囲にあったなら、仮にメンバーを辞めさせても
今回のことは“始まり”にすぎなくなります。
だからこそ、悪意には屈してはいけないのだと思いますし、
事務所としては“動かない”という判断をしたのだと思います。
今回の件は前回の記事で書いた“アイドルの理想と現実”の機微に触れるもので、
事務所としても、慎重な対応を求められるでしょう。
とはいえ、アイドル事務所としての譲れない一線もあると思います。
そういう意味では今すぐには動かなくても、ある程度時間が経ってから、
萩原舞と℃-uteの場合ような対応をとることもあるかもしれません。
それはそれで、仕方のないことだと思います。
個人的には、今の状態でやっていくと決まった以上、それを応援したいと思います。