ハロプロが売れるために必要な、“ももちイズム” とハロプロの問題点

前回の記事の続きです。



ハロプロメンバーが全員集合していたのにしっかりとカメラを意識できていたのが小関舞、山木梨沙嗣永桃子船木結カントリーガールズの4人だけだったという、

ハロプロメンバーの深刻なカメラ意識の低さについて。



アイドルとして、芸能人として活動していく以上、

テレビでの活動は欠かせないものですし、

その上でこの“カメラ意識の低さは致命的だと思うんですけど、

事務所のスタッフはそういう“教育”はしていないのだろうか?



テレビの仕事において、広い視野を持てているかどうかは重要です。
上に立つ人間がいっぱいいっぱいでは困ります。

もちろんグループの全員が出来る必要はないと思います。

こういうことを意識しない天然の子が何人かいても良いでしょう。

実際カントリーで唯一カメラを意識できていなかった森戸知沙希は、
ももちがその初々しさを失わないでいてほしいと言っていたメンバーでもあります。
あるいは、ももちがあえて“矯正”していないのかもしれません。



とは言えグループとして売れるためにはやはりグループの過半数はこの意識を持っていてほしいところです。

最低でもグループを率いるリーダー・サブリーダーくらいはこの意識を持っていないといけないでしょう。

それが、今のハロプロではカントリーガールズ以外全滅です。

こんなテレビ意識の低さで、果たしてアイドルグループとしてブレイクできるのでしょうか?


まして、和田彩、譜久村、生田、中西、竹内、勝田、飯窪、石田、佐藤、工藤などは既に活動期間が5年を超え、
アイドルとしてはベテランの域にきています。
Juice=Juiceのメンバーもも中堅といっていいでしょう。

これらのメンバーが未だにカメラ意識ができていないというのは、
アップフロントは、仮にも芸能事務所として、いったい何を教育しているのでしょう


対してももちがPMを務めているカントリーのメンバーは、
新メンバーの船木結ですらしっかりとカメラを意識できています。

それは前回の記事の動画でもそうですし、船木が前半の自身のハイライトを、
50m走の後の“悔しい顔”と答えていたことからもわかるでしょう。



僕が最も不思議に思うのは、



事務所には嗣永桃子に教えを乞うという姿勢がないのだろうか?

ということです。

こういう動画を見ただけでも、

事務所の“教育”とももちPMの“教育”の差は歴然です。


だとするならば、ももちに教えを乞うてハロプロ全体のレベルアップを図ろうとは考えないのだろうか?

ももちは自らの工夫と努力でバラエティの世界において成功しました。

もちろん事務所の力添えはあったでしょうが、
基本的にはももち自身の功績です。

そのうえで、出演者にしかわからない“バラエティのいろは”も多いはずです。

そういうものを、たとえももちを通じてでも所属タレントに伝えるのが芸能事務所の使命ではないでしょうか?

今いるハロプロメンバーのためにも、
ハロプロのメンバーやグループが将来ブレイクするためにも、

事務所は頭を下げてももちに教えを乞うべきではないか。

事務所にそのような謙虚で貪欲な姿勢がなければ、ハロプロのグループが今後“テレビの世界”でブレイクするのは難しいのではないか。
そんな風に思いました。